東部国際大学はビンズン省とその地域でスタートアップを生み出すエコシステムの過程にあります

18.05.2016

I/ビンズン-スマートシティ-「スリーハウス」モデル-スタートアップのエコシステム

2016年5月18日に首相は「2025年までのスタートアップのエコシステムに関する国家改革の支援」提案を承認する決定No.844 / QD-TTgに署名しました。この提案は知的財産の活用、技術と新しいビジネスモデルに基づいて迅速に成長する能力を備えた企業の形成と発展のプロセスを促進および支援するための好ましい環境を作成することを目的としています。同時に緊急かつ完璧に法制度はスタートアップ革新をサポートし、国際経済統合の深くかつ幅広い流れの中でスタートアップ国(1)を構築するための推進力を生み出します。

「スタートアップのエコシステム」の概念には多くのアプローチがありましたが、一般的に多くの類似点があります。例えばコリン・メイソン教授とロス・ブラウン博士は、OECD 2014刊行「起業家のエコシステムと成長志向の起業家精神」(2)のオリジナル文書で、「起業家のエコシステム」は6つのコア領域の合計であると述べています。それはポリシー(政策、国家統治、法制度を含む); 財政; 文化; サポート; 人的資本と市場から成っています。

図(1)

一方でWEF_起業家エコシステム報告(3)2013によると、8つのコア領域があります。 人的資源、資本と金融、スタートアップサポートシステム(メンター、アドバイザーなど)、 法的枠組み、インフラストラクチャ、大学、アカデミー、国民文化からなっています。

図(2)

2016年11月(4)U.S.E刊行の起業家エコシステムのディスカッションペーパーシリーズ16-13番でエリック・スタン(ユトレヒト大学経済学部)及びベン・スピゲル(エジンバラ大学ビジネススクール)は、スタートアップのエコシステムは、次の図(3)のように簡単かつ簡単に理解できると述べています:

図(3):起業家エコシステム内の属性間の関係(スピゲル、2015)

上記の様々なアプローチでは6コアエリアまたは8コアエリアに分けられようが、最終的にはこれらのエリアが政府(国レベル)/地方政府(地方)、企業、大学/研究機関と言う3つのブロックの自然な方法の責任/任務/献身に帰される可能性があります。これら3つのブロックの総力を促進する上で調和した取り組みは、社会経済発展のための大きな推進力となります。それが、国家、学校、企業を含む「スリーハウス」モデルの基本理念です。

「ビンズンスマートシティ」プロジェクトについて語るには、姉妹都市であるオランダのアイントホーフェンに言及する必要があります。何故かと言うと、初期の研究-「スリーハウス」モデルの適用により、2011年にアイントホーフェンは国際組織であるICFによって2011年に世界で最もスマートな都市(5)として認められました。ICFの共同設立者であるルイ・ザチャリラがアイントホーフェンを簡単にレビューしています。「アイントホーフェンは、コラボレーションと地域開発についての新しい考え方のモデルです。 経済の「三重らせん」のように見えるように、民間部門、政府、学術的・創造的なコミュニティをリンクするエコシステムを開発しました。」

この発想と伝統的な関係から、ビンズン省はアイントホーフェン市との緊密な協力関係覚書に署名し、それが2016年11月21日に、ビンズン省人民委員会が「ビンズンスマートシティ」(6)スキームを承認するための基礎となりました。「ビンズンナビゲーター2021 2030年までのビジョン」と題された特定の行動計画は、「ビンズオンスマートシティプロジェクト」の実施のための詳細なガイドラインです。その中で労働力、研究開発、企業、ビジネス関連、環境、生活の質、インフラストラクチャの分野で必要とされているアクションプログラムを特定して割り当てています。いずれにしても人間が中心的な要素となります。また、この計画では「スリーハウス」モデルは、ビンズン省の実際の条件に従って「スタートアップのエコシステム」の形成を促進するためのレバレッジツールと見なされています。

II/東国際大学- 「スリーハウス」モデル-スタートアップのエコシステ

上記の分析によると、どの視点(「スリーハウス」モデルまたは「スタートアップのエコシステ」モデル)に立っても、大学は主要構成要素であり、「スタートアップのエコシステ」を形成するための残りの領域でのマテリアルを提供するサプライヤーであります。

東部国際大学は企業(Becamex IDC – 国営企業)保有の大学タイプに属する大学で、20年以上の努力の過程で、ビンズン省がかつては主に農林業の経済であった地域から国内の主要な工業化した省へ転換していくのに、重要な貢献と決定を行っています。従い教育と研究と言う主要任務に加えて、東国際大学は自作の「スタートアップのエコシステム」を形成する責任を持って、まさにアイデア形成段階から「スリーハウス」モデルでの大学の先駆的立場に立つべきであるし、そうしてきた事は明らかです。これはビンズン省及び地域に於ける「スタートアップのエコシステム」のより大きな「コア要素」に値します。

独自の「スタートアップのエコシステム」を形成すると言う目標を実現するために、東部国際大学は以下に焦点を合わせて実施しました:

  • (a)教師を訓練し、「スタートアップ」コースを訓練プログラムに入れ、学生(特に経営学部及び工学部)に「起業家精神」を喚起する条件を構築するために、知識と訓練を提供する事を目標にしています。カール・シュラム経済学者によれば、これは国と経済の成長の源泉として、革新的新技術とともに、重要な競争上の優位性であります。(7)
  • (b)ビジネスインキュベーター(インキュベーター)、テクノロジーラボ(TechLab); 製造ラボ(FabLab); 照明ラボ(LightingLab)および創造的アイデア実証ラボ(Living Lab)など革新的スタートアップの環境作りをしています。これらの拡張機能は東部国際大学の教師や学生、スタートアップ、必要とする人々に共有されています。
  • (c)共有オープンデータベースリポジトリに「拡張」ライブラリを開発しています。
  • (d)Becamexグループ傘下の企業及びBecamexが開発した工業団地の適切な企業への学生の必須のインターンシップのプログラムを作りました。大学の教授と学生向けの研究のスポンサーとなります。

実際のところファウンダーインスティテュート(8)によると、「スタートアップのエコシステム」の形成に於いて、革新的スタートアップの主要な3段階、即ちアイデア段階、製品の商品化(発売段階)、成長段階の3つの全ての段階で、大学は重要な役割を果たしています。

現在のところ、東部国際大学では主に第1段階を進めており、経営学部(BBS)や工学部(SET)の教授、Becamexビジネスインキュベーター(Becamex Business Incubator-BBI)及びコミュニティ連携事務所(Office for Community Connect – OCC)と言った大学支援機関は、プログラムの適切な科目を通じて、学生の起業家精神に関する基本的な知識とスキルの役割を果たしています。 学生のための起業家精神の「芽」/起業家精神を鼓舞すべく、適切な科目のトレーニングプログラムによる学生の基礎的スタートアップのスキルを身につけさせ、特定のプロジェクトを作成するための相談や提案をし、BBS及びSET学部の教授や学生が部門間でも協力して、アイデア/スタートアッププロジェクトを段階的に策定できるように促進します。

大学は第二段階の準備ができており、法律、知的財産、税制、職場などの必要なビジネス知識を提供したり支援したりする事をコミットしています。大学からスピンオフするスタートアップや大学で(ただし学外ではありますが)始める全ての事業は、初期の製品、サービス及びビジネスモデルを形成する事ができます。

III/東部国際大学はスタートアップのエコシステム構築する仕事をしています。

1/起業とイノベーションに関するトレーニングプログラムの開発。

次の点がハイライトです:

– 「スタートアップのエントリー」はSET学部のBBS学部の必須科目です。

– BBS学部の専門的なトレーニングプログラム「起業とイノベーション」(Entrepreneurship and Innovation)は、教育訓練省によって承認され、2016年に教育に導入されました。

– 起業とイノベーションプログラムは、学生にスタートアップの傾向やスタートアップのエコシステム、創造的思考、 起業家精神、ビジネスに於けるリスクの受入れ、客観的思考の一般的なビジョンや能力を身に着けさせる事を目的としています。

2/スタートアップのエコシステムとスタートアップ支援を専門とするスタッフと講師を養成します。

- インストラクターはシンガポールでスタートキャリアを専攻して訓練を受けています。

– 2016年7月に大学は職員と講師のチームを派遣し、南洋工科大学(NTU)でスタートアップ及びスタートアップのエコシステムに於ける大学の役割に関する短期トレーニングコースに参加しました。

3/大学内にスタートアップのエコシステムの環境を構築しています。

– 学校はファブラボを建設し、それをオープンスペースとして特定し、教師や学生、近隣の大学・学校の学生・生徒にもスタートアップのアイデアを勉強し意見交換し実行すると言う条件で使用を促しています。ファブラボはBBIと協力して、ビジネスの実現可能性のあるプロジェクトを選択して育成する事ができます。

– 大学のファブラブは、イノベーションを促進する上で重要な役割を果たします。これはビンズン省及び近隣の人々にとって価値の高い知的財産と発明を生み出す基盤となります。

– オランダのフィリップスライティングとの協力に基づき、 2017年10月11日に大学は全ての教授や学生が照明に関連する課題やプロジェクトを深く研究及び実施するための研究所である照明ラボ(LightingLab)を開設しました。インテリジェント照明システム(自動照明、自動消灯、節電のための明るさ調整)や照明制御や電気のモニタリングと管理(コンピューターやスマホを使っての照明システムの遠隔モニタリングと制御)に対するIoTの適用などを含む近代的照明ソリューションは、この研究所から大学やビンズン新都市に適用されます。スマート照明の最初のスタートアップのアイデアの形成に貢献します。

4. 大学とビンズン省のスタートアップのエコシステムを形成するための科学データベースリソースの構築と開発における協力。

大学はホーチミン国家大学の中央図書館と協力して、以下を含む科学研究データベースの膨大なデータベースを使用しています。

– 書籍:188,000タイトル(632,000冊)

– 雑誌:1900タイトル

– 論文:28.500部

-教科書: 1700冊

– 科学研究トピック: 5000部

上記に加え、読者は海外の高い学術リソースがオンラインデータベース(データベース)で提供されます。これらはアクセスを購入するデータベースであり、世界中の有名な出版社からの科学雑誌、電子書籍、その他の多くの科学文書からの研究記事があります。上記のデータベースには次のものが含まれます:

アクセスエンジニアリング; アクセス科学; ACS Journal(アメリカ化学会); AGORA; エメラルドインサイト; GALE; Institute of Electrical and Electronics Engineers(電気電子技術者協会); IG Publishing; IOP Science Journal; JL(John Libbey Eurotext); MathScinet; MIT Open Courseware; 自然; OARE; OECD iLibrary(経済協力開発機構); ProQuest; ScienceDirect; Springer Open; SpringerLink; Taylor Francies OnlineおよびWiley Online Library

これらの全てのデータベースにより、大学のBBIインキュベーターの全ての教師や学生、スタートアップは、科学技術のアイデアの研究開発、スタートアップの製品開発に使用できます。 さらには、必要としている全ての企業やスタートアップにも提供します。

これは、学校とビンズン省及び周辺地域で「スタートアップのエコシステム」を形成するための共同の努力に於ける大学の貢献と考えられています。

5/製品の商品化段階に対応する準備をします。

「起業家精神を促進し、地域にスタートアップのエコシステムを発展させ、それにより地域と国民経済に新しい価値を提供する」というビジョンのもと、Becamexビジネスインキュベーター(Becamex Business Incubator-BBI)を建設、設立しました。

BBIは以下を担当します:

– ワークスペースのシェア及びビジネス開発サービスのための包括的かつ専門的なソリューションを提供します。

-スタートアップビジネスのコミュニティ内で個人をパートナーや組織と結びつけるサポートネットワークを構築します。

– 東部国際大学の専門的なサポートプログラムでスタートアップに革新の精神を構築します。

6/ 成長段階に対応するための準備

大学は「ビジネスマインド/起業家精神」を学生に訓練/育成/奨励することを目的として、徐々に教育プログラムを調整しています。大学は教育理念や方法の決定をして知識を与えるだけではなく、財務計画やキャッシュフロー管理、新価値創造、顧客関係管理などの特定スキルを含むコミュニケーション・交渉スキル、チームビルディングスキル、人材活用、問題解決スキル、危機対応スキル、リーダーシップスキル、戦略的思考を教育します。

大学はイノベーションを一緒に始めるために、トレーニング/科学研究/革新的なイノベーション環境の創出を促進し続けています。スタートアップロードマップ(図(4))で「スタートアップのエコシステム」の要素を確保し、学生は優れた経験と実践を持つ事で知識/実務を身につけ、成功したスタートアップを手本としてスタートアップの考え方(創造志向でリスクを冒す意思がある)身に着けさせる事ができます。それにより学生は特定の状況で最高の決定を下す能力を持つ事ができます。そして大学は「スタートアップのエコシステム」に貢献・提供できます。「スマートな国を築くには我々自身に敢えて起業家精神が必要です」(9)とシンガポールの首相が言ったように、人材がスタートアップの要素なのです。

参照先:

(1)「2016年はスタートアップ国家の年と定義される」との首相の発言。

https://baomoi.com/thu-tuong-2016-duoc-xac-dinh-la-nam-quoc-gia-khoi-nghiep/c/21246432.epi